シングル世帯のマンション購入が増加

シングル世帯のマンション購入の割合が2001年調査開始(リクルート調べ)以来最高に──。

年々増加傾向にあるシングル世帯のマンション購入。購入の理由として「資産を持ちたい・資産として有利だと思ったから」が1番多くの回答を集めました。シングルのうちに資産を持ちたいと考える方が増えているようです。

さらにシングル女性世帯で2番目に多い回答は「老後の安心のため」。こちらも1番多かった「資産を持ちたい」と同じく40%以上の方が回答しています。先の暮らしへの安心感を得たいと考えている方が増えている傾向があります。

それではシングル世帯が求めた暮らし方のイメージや購入したマンションは、どのようなものだったのでしょうか。

快適な暮らしを求め「居住空間にゆとり」

シングル世帯が求めた暮らし方として、女性、男性ともに多くの回答を集めたのは「快適な一人暮らしができる」ということ。シングル女性では第1位、シングル男性では第3位となっています。

そして、シングル女性の4位に「居住空間にゆとりがある」との結果が。快適な一人暮らしを実現させるために、住まいにゆとりをと考える方もいらっしゃるようです。

実際にシングル世帯が購入したマンションの専有面積は、男性では59%以上が、女性では44%以上が「50m2以上」の広さのマンションを選んでおり、住まいにゆとりを求める女性も、そしてアクセス面を重視する傾向にある男性も、実際に購入する際にはゆとりや広さを求めているのではないかと思われます。

また、夫婦のみの世帯になると、84%以上が専有面積「60m2以上」の広いマンションを購入しています。一人暮らしから二人暮らしへ、ライフステージが変化した場合も、シングル期にゆとりある住まいを選択した場合には住み替えることなくそのまま新生活をスタートすることができます。

上部へスクロール